1/21夜に夢を見ました



わたしの目の前をはにかみスマイルで走り抜けて行く朝日、俺速いっしょ!いえーい!なんてピースしてドヤ顔でで走り抜けて行く閑也、こちらなんて少しも見ることなく超真顔で走り抜けて行った海人………。

「速かったでしょ?ちゃんと見てた?」「やっぱ他の奴らとは運動神経が違うよな俺ら」「ふーちゃんどこにいたの?」なんて会話が飛び交う。ちゃんと見てたでしょ!あそこで見るって言ったじゃんーなんて割と適当に返事をするわたし。恐らくわたしの出る種目が近づいてきたらしい。そのまままたあとでねーなんてバイバイした。


彼らの元に帰ると1人足りない。海人がいないぞ。「あーあいつ気持ち悪いって図書室行った」「あいつほんと体力ないよな(笑)」「心配しなくていいと思うよ(笑)多分すぐ寂しくなって帰ってくるから」なんて笑う朝日と閑也。そんなこと言われても一応心配するじゃん…。ちょっと様子見てくる、なんて言えば「えーいいよ行かなくてー」「そうだよ元気だよー」という声はしかと。ついて来るかな、なんてちょっと思ったけれど2人はその場でぶつくさ言ってこっちには来なかった。

休憩室に使われている図書室に入るとちょっと信じられないくらいの人数が休憩をとっていた。奥まで入って探してみたけれどそこに海人の姿はなくて。あれ、いない…と思っていると机の上には確かに海人のタオル。トイレでも行ったのかな。とりあえずわたしは図書室の外で海人のことを待ってみることにする。

…しばらくするとふらーっと海人が帰ってきた。わたしを見つけるとぱっと笑顔になってこっちに駆け寄ってきた。大丈夫?まだ気持ち悪い?なんて聞くと「俺のこと心配してくれたの…?!(光り輝く笑顔)」と質問と噛み合わない返事。元気そうだからまあいい。「ちょっと待ってね、荷物とってきちゃう!」ととっても軽い足取りで図書室に入っていった海人は、これまた軽い足取りでものすごい速さで戻ってきた。ああ、いいのね、もう元気なのね。そのまま2人で校庭に戻る。途中で海人にあ、そういえば先輩来てたよーなんて教える。あとで行こう、なんて話になった。

すぐ朝日と閑也と合流して。「ほらやっぱ元気じゃん!」「うるせえ」なんてガヤガヤ。本当に具合悪かったのかこいつ…?まあいいか。そろそろまた3人の出番。無理しないでね、と海人に言うと。「うん、ありがと。ちゃんと応援しててね?」なんて言いながらナチュラルに、本当に自然な流れでわたしの頭をぽんぽんされた。「うわ!おい海人!お前!」「ふーちゃんにさわんな!おい!」なんてギャーギャー言う朝日閑也。海人は「はいはい、行くよー(笑) またあとでねふーちゃん!」なんて超笑顔で走っていく海人。おいこらまて!なんて追いかける2人。騒がしいなあ、なんて呆れながらわたしも笑顔になる。…あ、先輩。忘れてた。

「おーふーちゃん久々!」なんて声があちらこちらから聞こえる。一足早く卒業した拡輝如恵留美勇人龍也が見にきていた。この人たちは卒業する前からかっこいいって目立っていたけど。高校の体育祭にこんなギラギラした4人組が来るなんてそりゃ浮いてる。髪色とか含め浮いてる。そんな集団と知り合いなわたし…はたから見たらちょっとやばいやつだと思う。まあ先輩たちはいい人たちだけど。そこからいろいろ話たけど正直よく…覚えて……ん……???




ここでわたしの目が覚める。

ゆ、夢かよ。

とんでもない夢を見てしまった。夢の中だからかなりナチュラルにスルーしたけど。うみんちゅが私の頭を、ぽんぽん………??!?!!!?!!!朝からパニックだ。朝日のはにかみスマイルとかは前日のプレゾンを引きずっているんだろうと思った。けど。けれど。あれ……?
わたしうみんちゅのことほとんど見てなくないか…………??

確かにその日うみんちゅ担にあって多少うみんちゅの話はした(けれどそのときんちゅ担はしーくんに落とされていて正直8割はしーくんの話だった)し、美勇人担とうみんちゅのフォトがどれもこれも盛れすぎて買い足してしまいそうだと意気投合はした。まあプレゾン中もうみんちゅ髪さらさらや…かわいい…くらいは思った。けれど。…そ、それだけでうみんちゅはわたしの夢をジャックしてくるのか………???強い強すぎる。なんなんだうみんちゅ。ただのわたしの夢だけど超ときめきメモリアルなんだけど………??????


という心底どうでもいい私の夢の話でした。おわり。